「レーンタワン」第11話
- 2016/11/15
- 23:45
第11話
スリイェンがデーチャーを信用できないのと同じく、デーチャーもスリイェンに対し危機感を募らせていました。スリイェンは部下に命じ、デーチャーの動きを警戒させます。一方デーチャーもケーカイにスリイェンに関わるのはやめるよう命じます。スリイェンのことが好きなケーカイは反抗し、かっとなったデーチャーはケーカイを叩いてしまいます。スリイェンはノッパシットと会い、姉スリーの死について真相を聞き出そうとします。警察官のエークとこっそりあとをつけてきたケートは、密会しているスリイェンとノッパシットに驚きながらも、スリイェンがノッパシットになにかするのではないかと思い、気が気ではありません。兄を庇って飛び出そうとするケートを、エークは必死に止め冷静になるよう促します。観念したノッパシットはスリイェンにすべてを話します。とはいえ保身のためノッパシットが嘘をついている可能性も捨てきれず、プーはノッパシットの話を信じていいものか迷います。その後、帰宅したスリイェンに対し、不機嫌な顔を隠そうともしないケート。スリイェンはケートの怒っている理由が分からず困惑します。しかし腹痛を起こしたケートを心配したスリイェンは夜中にわざわざおかゆを準備し、ケートを労わるのでした。後日、ピートは誕生日を迎えます。毎年、両親のもと幸せな誕生パーティーを行っていたピートですが、今年は母も亡くなり、父とも一緒に暮らせずにいると思うとケートはピートが可哀想で仕方ありません。そんなケートの気持ちを察したのか、プーは部下に命じてピートの誕生日を祝うパーティーを企画していました。パーティーに先駆けて、ドレスを選ぶためプーはケートを伴って知人のデザイナーのもとを訪れます。いつもと違うケートのドレス姿にプーはこっそり目を細め、またケートもスーツ姿のプーを改めて素敵だと口にし、ふたりはいつになくいい雰囲気に。プーがピートのために準備した特別なプレゼントは、ノッパシットでした。プーがノッパシットを執拗に探していたのは殺されたスリーの復讐をするためだと思っていたケートは、プーが純粋にピートのためを思ってしたこの行為に驚きを隠せず、困惑します。プーの目を盗んで、自らノッパシットとピートを会わせようと考え、親友のペンやウィスットに協力のもとこっそりノッパシットと連絡を取っていたケート。ケートが自分を少しも信用していなかったことを知り、プーは深く失望し再び心を閉ざしてしまいます。
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